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プログラミングの義務教育化によってプログラマーの給料はさがるのか

ふと、プログラミングを勉強したくなった。

いろいろサイトを徘徊したあげく、自分でも何かウェブ上で動くものを作ってみたくなったのと、学生時代にJavaを少しかじったことがあって、そのときに結構面白かったなと感じたのを覚えていたからだ。どう面白かったのかは覚えていない。

 

で、こういう新しいことを始めようとするときにいつも僕の悪い癖で、コスパを考えてしまう。習得したところで、金になるのか。自分が覚えたときにきちんと需要があるのか。

 

プログラミングを学ぶ、なんてことは真新しいどころか、むしろ当たり前になりつつある発想で、ついに小学校の義務教育になろうかというところである。

そうなったときに、大量のプログラマーが生まれるから、プログラマーの供給過多になるのではなり、自分が覚えるメリットは無いのではないか、なんてことを思うのである。

 

ただ、よくよく考えると、プログラミング学習が義務化されたところで、そこからプログラマーになる人が果たしてどれくらい現れるかというと、そんなに出てこないのではないかなと思った。

義務教育によって、そのスキルをしっかりと持った人材がきちんと生まれるならば、もっと英語が流暢に話せる人はたくさんいてもいいはずだし、ほとんどの人が数学が出来るようになっててもおかしくないはずだ。

 

でも、そうなっていないということは、何事も教えようとしたところで、できる人、好きな人はやるし、そうでなければやらない、ということだろう。しかもプログラミングなんてのは、得意不得意、好き嫌いが激しそうな分野だし、義務教育がきっかけでプログラマーの供給過多になるような事態はおそらく出てこないかなと思った。

 

今の時代、英語ができる人なんて当たり前のようにいる、なんて言っているが、そりゃ昔に比べれば相対的に増えていると思うけど、自分の半径10メートルの人を見回したら相変わらずほとんどいないし、求職上も英語が使えればかなり引く手数多である。

 

 

プログラミングに関しても、そんな経過をたどるんじゃないかなと思っている。